魔法市場で集めたハーブと粘土を持って妖精を作るためにジャングルの奥地に行く。
ホテルはイキトスのメイン通り沿いにあって、あまりにもトゥクトク(オートバイ)の騒音がうるさい。そこでいっこくも早く、静かなジャングルの奥へ向かうことにした。
ホテルのスタッフにジャングルのロッジをいくつか紹介してもらったけど、ツアーパッケージに組み込まれているツアリスト向けのりっぱなロッジだったので、忙しくめぐる観光ではなく、妖精人形を制作したかった私は、もっとゆっくりできて安く滞在できるところを知らないか?と尋ねた。
そういえば、ポーターの人がここから3時間くらい川を上って行ったところにロッジがあると言っていた。
「マイ、ファミリー ロッジ。」
アットホームそうでよさそうだと思った。
「よし、そこにしよう。明日行こう!」
バックパックに、ハーブと、妖精の目と、粘土そして防水GPS搭載のタフなカメラを入れ、ガソリンを装備したボートに乗り込みジャングルへ向かう。
ボートからの眺め。
普段聞きなれない熱帯の鳥たちの不思議なサウンドと、植物の濃い臭いが空気中にみっしり詰まっていて、呼吸するたびに、体に入ってくる。
「導かれた通りに進もう。」
今回の旅はそう決めていたので、なにも調べてこなかった。
インフォメーションがきたらそれに従う。
3時間、アマゾン川と合流している曲がりくねった細い川を通り抜けて、進んでいくとようやく到着した。
交通手段は小さなボートのみ。
私と、2人のガイドがボートに乗り込む。
到着したロッジには、小さな海賊コリンドゥ(6歳)がいた。
油断したすきに、海賊コリンドゥにGPS搭載のカメラをうばわれるが、後から取り返してみたらコリンドゥが撮影したロッジの写真でいいのいがあった。
それがこれ。(私が滞在したロッジ)
住人は犬のチキータ。
チワワと柴犬のハーフっぽい小型犬。
こちらペットのオウムの赤ちゃん
お昼、海賊コリンドゥと粘土でアヤワスカの木を混ぜこねて、妖精を作って遊ぶ。
コリンドゥは4つ目の妖精を作っていた。
私の作ったアヤワスカの妖精はコリンドゥが、見てないすきに燃やしたようでこんがり焼けて、次の日まっ黒い色に変身していた。
アヤワスカ・ネグロ・スピリッツ
となずけたが、その妖精達はどこかに行ってしまった。
ジャングルには妖精人形制作に来たわけだが、コリンドゥが燃やしたりして、いたずらするので全く進まず、私はジャングルを楽しむことにした。
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